2015年10月31日土曜日

現場きれいは如何に気づくかが重要

現在、今年の魅せる現場コンテストの審査を進めています。
エントリーをした会社には、事前に審査項目を記したチェックリストを渡し、
これが基準ということでお知らせしております。

この項目をすべて満たしていれば、
ある程度の点数を得ることができるのですが、
なかなか全てに対応できるところは少ないようです。
その中でポイントになるのは、チェックリストを満たすというよりも、
如何にお客様のためになるかと考えたらどうでしょう?

このような状態を喜ぶだろうか、魅せるにはどんなことをすればいいのか、
ちょっとした気づきや興味が現場きれいの継続につながってきます。
そして、まずは自分たちからおこなうこと。
職人さんや業者さんにお願いするだけでは絶対にうまくいきません。

如何に気づきを得るか?
社内皆さんで考えてみてください。

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2015年10月29日木曜日

自社の良いところに気づいていますか?

先日ある会員さんの現場を利用させていただき、
現場に関する小規模の勉強会をおこないました。
モデルハウスもあるため時間があれば視るという程度で
見せていただいた建物でしたが、
実はこの空間のつくりや収納などのちょっとした考え方など、
とても良い設計だと参加された方々が感心しておりました。

そのモデルハウスは売却予定だったのですが売れず、
経営的にはあまり良い事例ではないということで、
あまり重視していないようでしたが、
参加された方々にとっては、何故もっとアピールしないのか
それが不思議なくらいという印象を持ったようです。

これは、自社の良いところに自分たちが気づいていないため、
多分お客様にも伝わっていないということです。
自分たちでは当たり前のようにおこなっていること、
他社の方がいいのではないかという錯覚があると、
このように自社の良さに気付かないこともあるようです。

社員さん皆さんで、一度自社の良さを洗い出してみてはいかがでしょうか。
意外とあるかもしれません。

















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2015年10月28日水曜日

社内ルール

先日のIT構築分科会において、
各社の悩みのひとつに決めたことを守らない、
自分たちのやりやすい方法を勝手におこなっている、
などの意見がありました。

今回の分科会においてベンチマーク対象としている
名古屋の会員さんでは、社内ルールは絶対に守らせるとしています。
これは、経営陣からこの分野は任されていることもありますが、
社内で使う書類1つ1つを全て管理し、
ITシステムを活用して社員がいつでも取り出せるようにしています。

それとともに、改定の履歴が分かるようにしていること、
常に最新版をアップしていることなどを徹底し、
違う書類が使用されていたら無効となるなど
全てにおいてルールを決めています。

そして、もっといいものだからといって勝手に使用したら、
それは社内では犯罪行為という扱いで対応するそうです。
本当にいいモノであればきちんと提案するルートも設けているため、
このルールを守らせることを徹底するそうです。

ここまで到達するまでにはいろいろあったそうですが、
決めたことを守らせるということを徹底させること、
これには経営者が自ら守ることも必要なようです。

参加された方々は、とても参考になったと思います。


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2015年10月23日金曜日

コストダウンをやりきるには!

住宅産業塾ではコストダウン診断をおこなっているのですが、
その診断を受けて自社で取り組み大きな成果を出すところと、
多少苦戦するところがあります。
先日はうまくできたところにそのやり方などを話していただく、
コストダウン研究会をおこないました。

各社やり方は様々です。
ひたすらお願いするという方法で、
ある程度のコストダウンを成功させたところもあります。
ただし、お願いするにも適正な価格を知っておくことや
工程や作業時間なども把握しておくことが重要です。

そして、安定発注をおこなうことや、
これからの時代に備えて残っていくためにも協力してほしいという
強気に訴える姿勢も必要になってくるようです。

社内的には、まず目標値や期限を決めて、
それをやりきるという強い決意が必要です。
発表していただいたある会社は、
コストダウンプロジェクトを立ち上げると、
毎回100個のコストダウン項目を出すところから始めるそうです。
どんな些細なことでも否定するのではなく、
まずは項目として出したうえで優先順位や効果などを判断し
それに基づき責任者やチームを作って対応していく
というやり方でおこなっているそうです。

そして進捗状況などを全員が確認しながら、
コストダウン項目を積み重ねて続けて、
このプロジェクトが始まってから10%ほどのコストダウンができたそうです。
これは、まず実行に移すこと、そしてやり続けることが
如何に大事かをあらわしているのではないでしょうか?

今回の発表内容は、主催した側も驚いてしまいました。


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2015年10月21日水曜日

地域密着工務店の姿

今回の月例研究会では、
地域密着活動に優れた会社の発表もありました。
ひとつは半径9kmのエリアの中で地域に寄り添い、
地域行事への参加・奉仕や独特な顧客とのコミュニケーションなど
まさにベンチマークになる活動をおこなっておられます。

エリアを絞るメリットは大きく、
何かあればすぐに駆けつけられる、
昔からの付き合いで世代を超えて家づくりを頼まれるなど
「お仕事は隣にある」という会長の考えのもと
取り組んでおられます。

もうひとつの会社は地域を魅力的なまちであり、
地域で育った子供が故郷として戻ってきたいと思わせるような
そのような活動もおこなっておられます。

その中で、子供たちが集まって遊べる施設や
周辺の川の掃除からお花を植えるなどの活動、
更には何でも困ったことにお応えできるような
ネットワークをつくって地域の方々に参加いただいたり、
直接家づくりにつながらなくても評判は大きなものになっているようです。

これが本当の地域密着ではないでしょうか?
これからはこのような姿勢、事業活動が評価される時代になるかもしれません。


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2015年10月19日月曜日

事業承継にあたり

先日の月例研究会では、
会員各社の取り組みについて話しをしていただきましたが、
その中で事業承継に関しての話もありました。

ある地域密着で評判の工務店ですが、
数年前に社長が交代しました。
次の代になると自分の考え・意見を主張し、
先代の考えなどを否定することもよくあるようです。

しかしこの会社の新社長は、
先代が会社をつくったときの想いや、
苦しんできた時の想いなどをきちんと知り、認識して、
自分なりの覚悟を決めて、そして自分なりのやり方を
表現していくといったことを話したおりました。

これは、自分が社長となっても永遠に続くのではなく、
いつかは更に次の代へ渡す立場になります。
これを考えると、先ほどのようなことを考えることが必要であると
認識したということのようです。

どこの会社でも、先代と同じ事、全く同じ考えは出来ないと思います。
新しい社長としてどのように進めるのか、
今回のような発言があると、社員さんも安心してついていけるのではないでしょうか。
このような発言を初めて聴かせていただき、
とても立派だと、つくづく感心させられました。

その他、月例会ではいろいろな話がありました。
次回以降にて紹介いたします。


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2015年10月14日水曜日

11月はJHBSにお越しください!

11/18~20に東京ビックサイトで開催されるJHBSに出展いたします。
当日は、日菱企画でおこなっているコンサルティングのこと、
住宅産業塾のこと、そして健康住宅を考えていく
「いやし健康増進住宅研究会」も詳しく説明できるようにいたします。

また、現場系、コストダウンや原価管理系、商品開発やデザイン力、
手描きスキルなどのコンサルタントの先生方にも参加していただき、
日ごろの悩みなどを相談できる時間も設けました。

先生方の参加される日程や時間については、
順次住宅産業塾のHPに載せていきますので、
興味のある方はそちらもご覧ください。


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2015年10月10日土曜日

現場きれいの前に、好印象マナーを!

現場からの顧客創造を考えていくうえで、
現場きれいをはじめましょう、ということを言っております。
しかし、いくら現場がきれいでも現場に携わる方々のマナーが悪ければ
紹介にはつながってきません。

引き渡された家の快適さや性能の良さなどで、
満足をいただくことは多くあると思います。
しかし、その満足が紹介につながっているでしょうか?

この紹介までつなげていくには、マナーや顧客対応が大切となります。
例えば、御社の現場でのたばこのルールはどうなっていますか?
敷地内禁煙というルールにしたところ、
道路を挟んで反対側で吸っていたというケースはよくあるようです。

最近多いのが、車の中で吸う事というルールです。
しかし、それがきちんと守られているでしょうか?
監督がいない時はどうしているでしょうか?

このようなマナーは近所の方は良く見ているという話がありました。
ここまで出来て信頼されるようになると、
紹介ということが出てくるのです。

時には、「ルールを守らない業者には発注しない」といった
厳しい態度も必要になるかもしれません。
自分たちの行動が自分たちの仕事につながってくる、
これからは特にこのような時代となってくるということを、
伝えて理解してもらわないと難しいかもしれません。

これがわかったところは早く出来ています。
今のうちに他社よりも前に進みましょう!


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2015年10月9日金曜日

現場からの顧客創造には・・・?

先日は、工事力強化分科会の最終回でした。
これまで「現場きれい」、「品質・安全」、「職人や業者の巻き込み」
というテーマでおこなってきましたが、最終回は「顧客創造」です。

現場きれいをおこなうことにより、紹介や見込み客発見につなげていくために、
どのようなことをしていけば良いのか、
皆さんの取り組みなどの情報交換も交えておこないました。

ある会社は近隣アンケートを実施したところ、
職人さんや業者さんの普段の態度などをよく見られていることや、
特別ではないちょっとしたことで喜んでいただいたりしている、
ということをかなり実感したそうです。

周りの方は良く見ています。
挨拶、マナー、対応など、1つ1つの行動が信頼につながっていきます。
顧客満足だけでは紹介につながりません。
信頼を得ることで紹介にまでつながってくるのです。

現場からの顧客創造に何が必要か、一度社内で考えてみてはいかがでしょうか。


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2015年10月5日月曜日

11月はベンチマーキング視察会

11月の月例研究会は、ベンチマーキング視察会です。
今年のBM視察会は、主に現場系を多く行いましたが、
11月は経営そのものをベンチマーキングします。

今回視察させていただく会社は、
社員一人当たりの売り上げが1億という、
驚異的な数字を達成している会社です。
しかも創業6年目にして既に売上が10億を超えて、
毎年右肩上がりの成長を続けているところです。

何故このような経営が出来たのか?
ハードな仕事の中にもやりがいや将来の構想、
そして皆を惹きつける魅力があるようです。

本日スケジュールなどを確認してきました。
まだ固まっていないところもありますが、
なかなか面白そうな内容になりそうです。

詳しくはまたお知らせいたします!


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