2016年2月29日月曜日

人口減少始まる

先日、総務省が発表した国勢調査により、日本の人口が5年前より約95万人減少し、
調査開始以来初めてというニュースがありました。
いよいよ人口減少が始まったということです。

しかし、都市への人口集中が顕著になってきており、
東京、神奈川、千葉、埼玉などは人口が増えているそうです。
今後もこの傾向は続いていくものとみられ、
家づくりにおいてもこれらの影響が出てくるものと思われます。

若い人の絶対数が減っている中で、
給与の問題や家づくりの考え方においても
新築を建てようというよりも中古住宅や都市の中古マンションなど
住まいの考え方も多様になっていきます。
ではこれからの工務店業界に未来はないのでしょうか?

このような衰退産業や伝統産業などでどんどん衰退しているものはたくさんあります。
しかし発想の転換で、その業界やモノでも発展していることもあります。
物事考え方次第ではないでしょうか?

今までのやり方、考え方を一度捨てて頭の中をクリアにし、
いろいろな発想をしてみると意外と楽しいことに気づくかもしれません。
豆腐屋さんでもそのような事例があるそうです。

人口減少が実際におこっていることがはっきりとわかりました。
今だけではなく、未来を見据えて考えてみてはいかがでしょうか?


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2016年2月27日土曜日

健康な家づくりを考える

最近は大手住宅メーカーも「健康」について謳いだしました。
健康と言っても考え方はいろいろあるようで、
「温熱環境を整えれば健康だ」と言っているところもあるようです。
それで良いのでしょうか?

温熱環境を整えるのは必須ですが、
そのほかにも空気の問題、使っている素材の問題、
そして設計上の配慮なども必要です。
これらを基に家づくりをおこなうのですが、
それとともに暮らし方も健康に大きく影響します。

これらのことをしっかりと学んだうえで、
お客様にアドバイスしていくこと、
そして健康のことをより深く考えていくことが
健康な家づくりを目指す住宅会社の責務だと思います。

住宅産業塾の中にも健康な家づくりを目指している
いやし健康増進住宅研究会という組織もあります。
今年はこちらの動きも活発化して
世の中に影響力を及ぼしていけるよう研究などをおこなっております。
一度こちらのHPなども見てください!
http://iyashironosumai.com/


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2016年2月26日金曜日

マネージャー研修

今年は前半と後半で環境が全く違ってくることが予測されています。
各社とも9月末までと10月以降で戦略などをどう考えていくか、
いろいろ悩ましいこともあるのではないでしょうか?

このような状況を踏まえて、マネージャークラスの方々に集まっていただき、
自分たちがどんなことを考えているのか、他社はどんなことを考えているのか
そのようなことを情報交換しながら良い方法を探っていく、
そしてやるべきことを決めていくという研究会をおこないます。

これは、営業、設計、工事と各職に分けておこなうため、
それぞれ同じような立場の方々の情報交換・共有となりますので、
新しい発見や気づきなどが得られることが期待できます。

先日は社長・統括幹部編ということで数社の方が集まりましたが、
それぞれに対する意見やアドバイスなどが、
非常に良い方向へ進んだと感じました。

次回は3月10日の営業幹部編です。
もちろん塾長からのアドバイスもありますので、
すぐに実践に活かせる内容です。
参加してみてはいかがでしょうか?
お待ちしております!

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2016年2月24日水曜日

寺子屋2016スタート!

今年の寺子屋が始まりました。
毎年4~5社の若い経営幹部や社長に集まっていただき、
住宅ビジネスの基本と実践をマスターする講座として、
毎月おこなっておりますが、
今年も4社の方にお集まりいただきました。

この会は1年間かけて住宅ビジネスに関わる全てのことを学び
実践を通して会社の発展を目指していくことと、
参加者同士の交流をおこないながら、
良い面を真似たり悪いところは指摘しあい、
そして懇親会の場でコミュニケーションを深めていきます。

若い方が多くこのような場に初めて参加する方もおられ
第1回目のとても刺激になったようでした。
今年はどのように変わっていくのか、
今からとても楽しみです!

第2回からでもまだ間に合います。
興味にある方は事務局までお問い合わせください。


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2016年2月22日月曜日

現場きれいを定着させるには

先日の月例研究会は、現場を展示場にというテーマでしたが、
これは工事や職人さんだけが行うことではありません。
どちらかというと営業が活用すべきことですので、
営業によるきれい活動が活発でないとなかなか全体に浸透しません。

今回営業もしっかり取り組んでいる会社さんでは、
営業が自ら現場へ行って掃除をするという話がありました。
何故そうするのか? 自分のお客様の現場が汚いことが嫌だから
という考えだからだそうです。

それと、お客様を案内したりその現場で何かしたりすると
翌日にその現場の職人さんは工事監督さんに、
「ありがとうございました」とお礼を言うことも忘れないそうです。

この気持ちが良い方向へいくのではないでしょうか?
一人一人の考え方や気持ちの持っていきようで、
現場きれいがうわべだけなのか、本物の姿になるのかが変わってくるようです。
この会社もここまで来るのにいろいろなことがありました。
しかし、ひとつひとつの積み重ねが結果に結びついているようです。

すぐに成果や継続になるものではありません。
地道な活動も必要です。


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2016年2月19日金曜日

現場の展示場化

現場を展示場に、現場をショールームにといったことから
現場きれいを多くの住宅会社が考え始めております。
中には現場きれい日本一を目指すとか宣言!などと
表示している会社もいるようですが、
果たしてどのように考えたらいいのでしょうか?

完成した建物である展示場の場合、
いつお客様が来られてもいいようにきれいにします。
また、ちょっとした装飾もするでしょうし、
お客様への対応もきちんとすると思います。

現場を展示場にするというのも同じ事です。
建築中の現場を展示場にするというのですから、
いつでもきれいにしておかなければなりません。
おもてなしのためにはお花を飾ったりすることも
無いよりあったほうがいいと思いませんか?
また、現場でお客様へ対応するには職人さんや業者さんも
マナーよく対応するのは当たり前です。

このように考えていけば、きれいや魅せるという意味が
わかりやすいのではないでしょうか?
参考にしてみてください。


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2016年2月13日土曜日

安全対策

安全対策について聞くと、どこの会社も「やっています」と答えます。
しかし実際には年に1回安全大会をおこなう、といった程度で、
実際の現場が安全対策をしっかりおこなっているかというと
ほとんどの会社が出来ていません。

昨年の魅せる現場コンテストにおいては「安全」も評価しておりますが、
どこも不備が認められるのが足場や内部の墜転落対策、工具などです。
この足場の安全対策をしっかりおこなっており、
なおかつ安全の専門の先生が素晴らしいと絶賛したのが、
鳥取の寿ホームズさんです。

この会社の視察会を3月におこないますが、
既に100名以上の参加申し込みがあり、
間もなく募集を打ち切ることになりそうです。

足場を中心に現場視察をする機会はあまりありません。
この機会に是非参加してみておくことと、
大工さんや監督さん同士の交流も図るとよいと思います。

参加希望の方はお早めに!


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2016年2月12日金曜日

健康には笑いが一番

今は3人に1人がガンになる時代だそうです。
ガン細胞は毎日誰でも体内で作られているそうですが、
それを攻撃する細胞もあるためすぐにガンになるわけではないそうです。

しかしこの細胞は、過労、寝不足、不規則な食事、ストレスなどを受けると
活性が低くなってくるためガンになる可能性が高くなってきます。
ところがこの細胞を活性化させる簡単な方法があります。
それが「笑い」だそうです。

笑いながら心配事を考えることはできますか?
誰でもできないと思います。
笑うことで血圧が下がったり、ストレスが解消できるそうで、
無理やり笑うだけでも効果があるとのことです。

帰宅したらくつろげる場所があり、
笑いのある家庭なら病気もせずに元気になりそうです。
家づくりにおいてもこのような空間づくりを
より一層心がけることができたらいいですね。


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2016年2月8日月曜日

おもてなし

「おもてなし」という言葉は、「もてなし」に「お」を付けたという言葉ですが、
違う意味もあるということをご存知でしょうか?

世の中のことは相反する2つを合わせ持っているそうです。
例えば「プラスとマイナス」「天と地」「昼と夜」「男と女」「美と醜」などなど
人の心も「善と悪」「思いやりと自分勝手」「正直と偽り」など
全ての面において相反するものを合わせ持っています。

「おもてなし」というのは、「表と裏」という言葉において、
表は表面的である、外面が良いなど目に見える部分だけといった
あまり良い意味ではないことを指している一方、
裏は心からの思いやり、慈しみといった意味があるそうです。

つまり、「おもてなし」とは外面といった悪い面である
「表」が無いという意味となり、「表無し」=「おもてなし」という
意味になるそうです。

これは、古事記を紐解いて、そこに語られているやまと言葉の真意を探り、
その意味を解説している先生がお話ししていただいたことです。
このような考え方があるのですね。

現在月1回、この先生による人間学講座というものを開催し、
我々スタッフが受講しております。
興味のある方は一緒に受講してみてはいかがでしょうか?
会員さんならどなたでも歓迎します。


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2016年2月6日土曜日

初回面談での自分の想い

今年最初の研究会は営業向けの実践研究会として、
営業マンによる初回面談の方法というテーマでおこないました。
初回面談はその後の商談における重要なことになります。
第一印象が悪ければ、その後進むことはなくなってしまいます。
そのためには、見た目や声のトーンなどもとても大切ですので、
各社、社員さん同士で確認するということもできると思います。

その初回面談では、営業マン自身の家づくりに対する想いを出し、
共感していただけるようになっていただきたいのですが、
それらについては出来ているでしょうか?

この想いとは、自らの体験からくるととても惹きつけられます。
例えば、「親が設計士だったから自分もやりたいと思った」だけではなく、
そこからの具体的な体験から自分が感じたこと、決意したことを伝えると、
とても共感を得られるのではないでしょうか?

そして、その想いと会社の家づくりの理念が一致していると、
お客様も自然に入り込めるようです。
今一度、自分の想いやトークを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?


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