2015年7月31日金曜日

木を知る

先日、伐採から加工までおこなっておられる会社さんを視察しました。
20年くらい前に比べると、国産材を使おうという動きは
良くなってきているようですが、林業を事業として考えると
まだまだ厳しい状態、というよりも破綻しかかっている状況のようです。

木は育った環境で性質が異なってきます。
年輪の細かい材を作ろうとすると当然年月がかかります。
何十年にもわたり育てて行くうちに、
台風で被害にあう、山火事で焼失する、管理不足で節だらけなど、
実際に材料とて使えるようになるのは、
植林したうちの数%にしかならないそうです。

日本の木で家づくりをおこなうには、
まずは木のことを知っておくことが大事です。
それをお客様に伝えることができれば、
他社とはちょっと違うということも分かってもらえます。

今回は下見でしたので、今度皆さんに視察して頂く
機会を設ける予定です。
詳細は近くお知らせいたします。


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2015年7月30日木曜日

紹介を頂くには

先日は企画広報分科会の3回目。
これまで改善して取り組んできたことを、
それぞれ発表していただきました。

これまで紹介のなかった会社では、
どうしたら紹介がもらえるのか、
各自が意識を持つこととともに、
これまでのホームオーナー様への感謝と
コミュニケーションの場を設けるようにしました。

もともと良い家づくりを行っていたのに加え、
現場きれいを徹底することで、
紹介をくださいと言うことを意識、仕組みとすることで、
最近は紹介を頂けるようになったそうです。

紹介は言わないと頂けません。
さらにそれを言えるような対応が必要です。
これが顧客密着になります。
これからの時代だからこそ必要なのではないでしょうか?

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2015年7月25日土曜日

現場きれいのBM視察会②

視察会の現場のほうは、現場きれい最優秀にふさわしく
とても整理されており、皆さんも参考になったようです。
外からの表示物のしっかりとしてあり、他の現場とは違うことを
アピールするように始めたという話もありました。

また、大工さんたちも「お客様もきれいなほうが安心されるでしょう」、
「そもそも現場が汚いのは嫌いだ」といったように、
現場に対する意識が高く感心させられました。

この会社さんも塾に入会した当初は「現場きれい」といった表示はあるものの
実際の現場では意識がそれほど高くないといった状態からスタートしました。
「現場きれい」は言うだけなら簡単です。
しかし、そもそもの意味・意義は何かを理解しないと
なかなか定着することができません。

社員さんや現場に入る業種によっても温度差はあります。
それらをまとめ、同じ方向に向かっていくには、
より一層の努力や問いかけが必要になるようです。

今回の視察会で自社にとってプラスになることのヒントが
得られたならばありがたいことです。

































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2015年7月24日金曜日

現場きれいのBM視察会①

先日現場きれいのBM視察会を
横浜の会員さんのところでおこないました。
最近の猛暑から一息と思いきや、
朝から雨が降ってどうなるかと思いましたが
現場を視察するときは暑すぎもなく、
雨も降らずでとても良い天候になりました。

今回の視察会は、大型バス4台で3現場を廻るという、
非常に難しいスケジュールを組むことになりました。
人口の多い地域ということもあり、バスが入れるところが限られ
ある程度のところまで来たら少し歩くという流れで、
しかもバスを置くところがないため、
バスが2台重なることが無いように細かい時間配分まで決めました。

ところが当日渋滞で遅れるところがあったり、
なかなかもたつくようなところもあったり、
お茶がとどいていなかったりなどなど・・・・。
多少のトラブルにも巻き込まれながらも
何とは視察することが出来ました。

大型バスは多くの人数が乗れるのですが、
バスの乗り降りや建物への出入りなどに時間がかかり、
しかも1台が狂うと他も大きくずれてしまう危険があるなど、
なかなか難しいものだとつくづく感じました。
視察会の中身についは次回から紹介します!


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2015年7月23日木曜日

エクステリア提案に力を!

7月の設計提案力を上げるでは、
エクステリアについて取り組みを強化している会員様に
どのようにスキルアップしてきたのか、
その方法などをお話しいただきました。

まずは興味を持つこと。
エクステリアについて「もっと知りたい」という興味を持った上で、
専門書を読んだり、外構・植栽などの専門業者の方に話を聞いたり、
エクステリアプランナーの資格を取ったり、
そして何よりも現場に足を運ぶことで、
身をもって体験しながらスキルアップしてきたそうです。

最初のうちは木の種類など何もわからなかったそうですが、
勉強していくうちに徐々に身に付き、
今ではある程度わかるという自信につながってきたそうです。

エクステリアを充実することで家の印象は全く違ってきます。
その家だけでなく、周りの環境やイメージも変えてしまうこともあり、
出来上がって喜ばれた時はとてもうれしい気持ちになるそうです。

何事も興味を持つというのは、とても大切なようですね。


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2015年7月20日月曜日

空間提案のこと

7月の月例研究会において、室内空間提案の仕方とエクステリア提案も
テーマとして設定し事例発表などをおこないました。

室内空間を考えていくには、まずはインテリアスタイルを決めることです。
このスタイルを基にどんな素材、色、そして動線などを考えていきます。
空間が狭ければ如何にして広く見せるか、
例えば鏡をうまく使ってミラー効果を発揮させる方法もあります。
色についてはベースカラーを決めるところから始めるようです。
その空間を考えるときに、常に自分が使いやすいものを提案していく、
そして一緒に家づくりを楽しむことが大切だとの話もありました。

家はくつろげる空間、心がほっとする空間になるべきです。
それを実現するにはお客様のこと、今の暮らしのことを知ることが大切です。
そのためにはお客様のお宅を訪問してはいかがでしょうか?

今回事前アンケートを取ったのですが、
事前にお客様の暮らしをするための訪問については、
必ずおこなうか、ほとんどおこなわないという意見に割れていました。

効率、時間などを考えたり、お客様があまり望まないなどもありますが、
良い家づくりをおこない、大手とは違う良さを感じていただき、
設計提案力を上げていくには、お客様のことをもっと知ることに
努力を傾けることも必要なのではないでしょうか?


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2015年7月18日土曜日

プレゼンテクニックを磨く

7月の月例研究会は、設計提案力を上げて顧客創造ということで、
プレゼン力、空間提案力、そしてエクステリア提案力については
事例発表などをおこないました。

プレゼンとはイメージを伝えることですが、素人は図面を見てもわかりません。
それを絵で表現するのが一番わかりやすいですが、
これには技術が必要になります。

今はパソコンソフトの完成度が上がり、
プレゼンソフトでも手描き風にアレンジしたり、
かなりのことは出来るようになりました。
しかし、このパソコン技術にばかり頼っていると、
とても画一的になるのと、感性が養われなくなってしまい、
ただの作業になってしまいます。

今回ご紹介した方法は以前からもお伝えしていたものですが、
講師がその必要性や方法、実際にその場で簡単な絵を描くことで、
だいぶその意味や方法がわかったのではないでしょうか?

最後に、プレゼンテーションでは、そこに住むことでこんな暮らしができる
それをこの会社に頼めばそれが実現できるようになると
イメージ出来るようにすることです。
どこかオリジナル性を持たせつつ、手描きよりも効率が良くなる
このプレゼンテクニックに挑戦してはいかがでしょうか?


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2015年7月13日月曜日

魅せる現場で取材を!

魅せる現場コンテスト開催について記載しましたが、
この魅せる現場づくりについて、新建ハウジング+ONE7月号に
昨年のコンテスト総合最優秀賞のHORI建築様が掲載されております。
まだご覧になっていない方は是非読んでください。

地域密着で活動している工務店にとって、
地域に認められ評判になることが本来の役割であるといえます。
現場をきれいにするということはその一環であり、
最終的には受注につなげていくことが目標です。

このような取り組みがマスコミの記事になることも
良いアピールになるのではないでしょうか?
今年の最優秀はどこになるでしょう?
是非とも、取材されるぐらいの現場を目指してください!


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2015年7月11日土曜日

魅せる現場コンテスト2015スタート

昨年まで「現場きれいコンテスト」として開催してきましたが、
「今年は魅せる現場コンテスト」として開催いたします。

元々は現場をきれいにすることをもっと広げていきたい、
という考えとしてコンテスト形式にしましたが、
きれいにするということについてはかなりレベルが上がってきたこと、
そしてそもそもの目的は地域に信頼され、
紹介や見込み客発見につなげていこうという意味がありますので、
この本来の目的につながるよう評価することにしました。
よって、名称も「魅せる現場」としました。

今年のコンテストは住宅産業塾会員だけでなく、
一般工務店の皆様にもエントリーできるようにしました。
詳しくは近日中にHPに掲載いたします。
自信のあるところ、現在のレベルが知りたいところなど、
是非挑戦してみてください!

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2015年7月8日水曜日

7月は設計提案力を上げるがテーマ

7月の月例研究会は、「設計提案力を上げて顧客創造」がテーマです。
設計において良いプラン、良いデザインが求められますが、
そもそもはそこに住む方が快適な暮らしを実現できるように
プロの視点から家をコーディネートしていくことです。

これからの家づくりはハコではなく、暮らしを提案しましょうと
いろいろな場面で聞くことがあると思います。
実際にはハコでいい、という考え方のお客様もいます。
しかし、地域密着でよい家づくりを目指していく住宅会社であれば
よりよい暮らしを提案していくことが求められてきます。

この提案力をあげていくために、暮らしの空間をコーディネートする力や
外構も含めてデザインしていくこと、
さらにはプレゼン力を上げていくことも大切です。

7月はそれぞれの分野で活躍している方に登場していただき
事例を紹介していただきながら、提案力を上げていくことを考えていきます。


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