2015年5月30日土曜日

現場きれいに協力業者を巻き込むには?

今回の第2弾魅せる現場視察会では、
協力業者をどのようにして巻き込んできたのか、
その部分の話も再度ありました。

誰でも自分のやっている仕事で喜ばれると、
うれしいとともにモチベーションも上がるのではないでしょうか?
家づくりでは現場での作業中にお客様が来られて対応する
ということもあると思います。
しかし、完成して引き渡しをするときには
業者さんそれぞれの仕事は終わっているため、
最後の姿を見ることがありません。

今回視察させていただいた工務店は、
業者会にてお客様に渡す感動DVDを見せるようにしています。
DVDの最後にはその仕事に携わった
全職人・業者さんの担当者名まで載せております。
完成した家を喜んでいるお客様の姿を見せることで、
また頑張ろうという気持ちにさせているということです。

もちろんこれだけではなく、
会社の目指す方向などを常に訴えベクトル合わせをしていくこと、
これもとても大切なことです。

今後は、よりお客様が会社を選ぶ時代になります。
選ばれるためにどうするのか、
職人・業者さんも含めて考え対応していけるようになってほしいものです。


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2015年5月29日金曜日

現場きれいベンチマーキング視察会第2弾

3月に開催しました「現場きれいコンテスト総合最優秀」の現場視察会は、
満員御礼となり参加できなかった方もおられましたため、
急きょ第2弾の視察会をおこないました。
今回は人数を絞りじっくりと視ていただけるよう
時間も余裕を持たせての開催としました。

養生などは、床の材質によってはより傷がつきにくいよう
大工さん自らが工夫をしたり、
掃除のしかたもこれまでの経験を踏まえて形を築いたりと、
大工同士で話し合ったりと知恵の出し合いがよく分かりました。

現場は足場のシートを白に統一し、
魅せる表示物もしっかりとおこなっていました。
外に花の種を自由にお持ち帰りくださいとおいているのですが、
現場に行ったときにはなくなっており、
現場のことを見ているのだと実感させられました。
また、花の水やりも自動的に水分を補給するようにするなどの
工夫も随所に見られました。

現場は日々進化しているようです。



















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2015年5月25日月曜日

6月は工務店力強化大会!

住宅産業塾では毎月「月例会」として、
毎月テーマを決めて勉強、情報交換の場を設けております。
6月はいつもよりも大きな会として、
「工務店力強化大会」を2日間にわたり開催いたします。

これは、消費税が10%になる半年前の2016年10月以降の戦略について、
6つのテーマについて様々なことを考えていく会として、
普段個別指導や勉強会の講師もお願いしております、
各コンサルタントの方にも参加いただくとともに、
その分野で一定の評価を得ておられる工務店・ビルダーの方にも
参加していただくパネルディスカッション形式にておこないます。

一般的に聞いて終わるセミナーとは異なり、
経営者・幹部の方の生の声や、
専門分野の先生方からのアドバイスなど、
皆様のお役にたてるような内容にしていくつもりです。

詳しくは下記HPをご覧の上、お申込みください。


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2015年5月22日金曜日

現場きれいのこと

住宅産業塾では現場きれいを運動としてもっと広げていこうと、
現場きれいコンテストなどにも取り組みながら進めております。
最近は「現場きれい」から「魅せる現場」へと、
昔の現場というイメージを変えていっている工務店さんもおられます。

の取り組みは、私たちにとっては当たり前のようになってきましたが、
外から見るとまだまだ驚かれることもあるようです。
先日はこのテーマについてメディアからもいろいろ聞かれました。
今後もっと運動にしていこうと、他の団体などとも協力関係も
出来たらとも考えております。

今年も現場きれいコンテストをおこないます。
今年の審査基準をどうするか、現在思案中です。
昨年と同じではありません。
近いうちに発表する予定です。
お楽しみに!

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2015年5月21日木曜日

企画広報分科会

企画広報構築分科会の2回目を、先日おこないました。
まずは年間の企画に関するスケジュールを作成していただき、
それとともに前回アドバイスしたことや情報提供したことをもとに、
各社で新たに取り組んだことを中心に発表していただきました。

自社の中だけで良いと思っていたことでも、
他社から見ると「なぜ?」というようなことや、
こんな取り組みもあるんだといった気づきなど、
それなりに良い情報交換ができたようです。

チラシなどを業者にポストインなどをお願いすることもありますが、
できれば社内で、継続して撒いていくといったことも
企画の中できちんと決めなければなりません。
きれいなチラシをつくるよりも、
手作り感で簡易的なものを長く継続できるように戦略をたてること、
これらも企画の中で構築しておくべきことです。

ただ見学会をする、チラシをつくるだけではなく、
どんなターゲットに何をいつ訴えるのか、
それらが新規向けなのか、見込み客向けなのか、
HO様からの紹介を狙うのか、考えることはたくさんあります。

次回の分科会では、どうしたら成果に結びつけられるのか? 
そのあたりのことを議論していきます。


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2015年5月19日火曜日

顧客とは?

顧客とは誰か? 会社の中できちんと定義しているでしょうか? 
工務店であれば家を建てようとしている人ということになりますが、
それ以外の一般の方を顧客にしていくということも必要になってきます。
このような新たな人と関係を構築していくこと、
これがマーケティングになってきます。

ライフスタイルの変化による対応も求められます。
例えばHO様のライフスタイルの変化に応じて、
新たなお客さんとして捉えているでしょうか?
今までのお客様の延長で考えていないでしょうか?

売る立場ではなく、相手の立場で考えると、
新たなライフスタイルの変化での対応も、
そこから始まると考えていくことも必要なのかもしれません。

顧客創造では、いつも新しい人を集めるだけではありません。
今いる潜在客に対して、ちょっとした気づきや、
知らないことを知らせることで、有望な見込み客になります。
一度、相手の立場になってじっくりと考えてみませんか?


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2015年5月18日月曜日

エネルギー問題

来年の4月から一般家庭でも電力自由化が始まります。
電力自由化とは、要するに電力会社を選べるようになるということで、
これまでは大規模な工場、施設などを中心におこなわれてきましたが、
いよいよ一般家庭にまで広がったということです。

この動きに合わせて、最近では東京電力がソフトバンクとの
提携をするなど動きが出ております。

大手住宅メーカーでは新電力会社をつくるなど、
省エネ・エネルギーと商品を結び付けた戦略づくりをおこなったり、
分譲や賃貸市場でも動きがあるようです。

地域密着の工務店ではまだ取り組みをしているところはないようですが、
これからお客様に聞かれることもあると思いますので、
しっかりとした情報収集と説明の仕方などは
想定しておいたほうがいいとおもいます。

そもそもエネルギーをどう削減していくかというのが、
家づくりにおいてはとても必要なことになってきます。
では断熱性能を上げれば省エネになるのか?
実は「断熱=省エネ」ではないということです。
そもそもエネルギーを使う量は、
暖房や冷房はそれほど大きくないため、
断熱するよりも太陽光発電を載せたほうが

費用対効果でも良いことになります。
詳しくはZEH構築分科会で説明していきます。

お楽しみに。

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2015年5月14日木曜日

設計研修が始まりました!

今年の設計研修が始まりました。
昨年までは基本的な手描きの図面の練習や、
コミュニケーションとしてのライブドローイングの習得、
そして感性を磨くためのスケッチ訓練などをおこなってきました。

今年はデザイン開発をテーマとします。
自社のらしさをデザインで表現するために、
感性を磨き、スケッチの訓練をおこなって、表現する力をアップしていきます。

本日は第1回として、外観デザインを考えることをテーマにしました。
外観建物だけではいくら頑張ってもある程度までしかできません。
外構や周りの状況なども反映させることで、外観が映えてくるようです。
特に門構えや植栽などはとても重要です。
また、表札などもちょっとした工夫で全体のイメージを良くすることもあります。

そして外観デザインは、平面計画や内部空間のデザインなども影響します。
外観ばかり考えていては、トータルで良いデザインの家づくりはできません。
次回はこのあたりのこともしっかりと理解していただき、
自社らしさを表現するトレーニングをおこなっていきます。

一番重要なのは、普段からスケッチをする、物事に関心をもって考える、
そして「こうなりたい」という願望の強さなどかもしれません。
家づくりに関することは、普段の生活の中にヒントが溢れています。
そこに気づくためにも日々のトレーニングをおこなってみてください。


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2015年5月13日水曜日

工務店のZEHとは?

先日よりZEH構築分科会が始まりました。
2020年には省エネ基準が義務化されるとともに、
ゼロエネは標準仕様になるように、国は動いています。


大手住宅メーカーは既にZEHに取り組んでおり、
その割合は増えていき標準化になると思われます。
ZEHにするにはどうしたらいいか?

簡単に言えば太陽光発電を設置すればいいことになります。
しかしこれだけでは大手の商品と変わりません。
あたりまえの性能とはいえ、大手とどう違うのか?
この部分はしっかり考えたいものです。

ひとつのヒントは「地域密着・地場を良く知っている」ということです。
この研究会では、次回はこのあたりのことをもっと考えていきます。
第2回から参加しませんか?



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2015年5月2日土曜日

ベンチマーキング視察会の条件とは?

住宅産業塾では、ベンチマーキング視察会(BM視察会)を
年に数回開催しています。
例えば現場を中心に視て学ぶ視察会、建物などを視て学ぶ視察会など
テーマによっておこなう場合と、会社の取り組み全体を視て
自社へ取り組んでいこうという視察会があります。

前者の場合はあるテーマに関係する職種の方々を対象とするため、
現場きれいなどでは監督や職人さんが集まる場合が多いです。
後者の場合は経営者・幹部などが中心となります。

このベンチマーキング視察会はどこの会社でもできる訳ではなく、
ある条件が必要です。その会社の優れた取り組みがあること、
それに基づいたビジネスシステムがあることは必須条件ですが、
その他にも魅せる商品・建物があること、
そして現場がきれいであることも条件としています。

住宅産業塾では、特に現場きれいを徹底的に言い続けてきており、
いくら素晴らしい家づくりをしていても、
現場が汚いのでは視る資格はないと考えています。
あとは業績がいいことも条件です。
業績が良くないと成果が伴っていないことになりますので、
いくら言っても伝わりません。

今年も何度がベンチマーキング視察会をおこないます。
まずは現場系が多いですが、会員外の方も視られるものもありますので、
HP等のチェックをしてみてください。


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