2015年7月31日金曜日

木を知る

先日、伐採から加工までおこなっておられる会社さんを視察しました。
20年くらい前に比べると、国産材を使おうという動きは
良くなってきているようですが、林業を事業として考えると
まだまだ厳しい状態、というよりも破綻しかかっている状況のようです。

木は育った環境で性質が異なってきます。
年輪の細かい材を作ろうとすると当然年月がかかります。
何十年にもわたり育てて行くうちに、
台風で被害にあう、山火事で焼失する、管理不足で節だらけなど、
実際に材料とて使えるようになるのは、
植林したうちの数%にしかならないそうです。

日本の木で家づくりをおこなうには、
まずは木のことを知っておくことが大事です。
それをお客様に伝えることができれば、
他社とはちょっと違うということも分かってもらえます。

今回は下見でしたので、今度皆さんに視察して頂く
機会を設ける予定です。
詳細は近くお知らせいたします。


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