2014年5月3日土曜日

モデルハウスのデザイン指導

最近モデルハウスの設計・デザイン指導をおこなっております。
モデルハウスを活用して今後の戦略を構築するところが多く、
今までに無いデザインをつくり上げるところや、ブランディング戦略と合わせて、

その会社のこだわりを形にするところなど、各社各様に進めております。

デザインを考えていく中で重要なのが「どこまでこだわるか」、
というところではないでしょうか?
ある程度プランや外観デザイン案が出てから、
それぞれの空間の役割はどのようにするのか、
そこをどんな見せ方ににするのか、そして暮らしをイメージし、
そこがどのような心地よい空間になるかを細かく考えていきます。

そのために、開口部の役割と大きさや位置、明るさを考えた色彩・照明計画、
高さ、そして外とのつながりなども考えていきます。


それでも実際に工事に入っていくと、
考えていたのと違ってくるようなこともあります。

窓の高さと内装の高さ関係が違っている、
材料の関係で図面通りに納めることができない、
材料の質感がイメージと異なっているなどなど、
こんな時にそこで妥協してしまうか、

そこから出来る最大限の努力をするかで、
そのあとの出来栄えが違ってくるのだと思います。


時には工事監督や大工さんに嫌がられることもあるかもしれませんし、
現場で適当に作業をしてしまうこともあります。
こういう時はこのデザインにどこまでこだわるかや、

デザインに対する感性もとても重要になってくるのかもしれません。

7月にはこのような試行錯誤をしながら建てている
モデルハウスの視察会をおこないます。
こだわりがたくさん詰まった建物ですので、楽しみにしておいてください。
















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