2016年9月24日土曜日

社内チームワークのつくり方

先日は福岡の会員さんのベンチマーキング視察会でした。
この会社は社員が働きやすく、皆が活き活きと仕事をしているのがとても印象的です。
このような社風にするために、ベクトルを合わせることをおこなってきましたが、
その中でも毎週金曜日におこなっている社内バーベキューは、
1時間の間に準備から片づけまでおこなうということで、
社内チームワークづくりに役立っているようです。

このバーベキューは、その日のリーダーが献立を決めて作り方まで文章にし、
材料を準備しておきます。
当日はテーブルのセッティングから食器の準備、そして調理となりますが、
これらについての役割分担はおこなっていないそうです。

当日リーダーは参加者に指示を与えてスムーズに進むように目を配ります。
社員さんは慣れていることもあり、何をすればいいか自分で考え行動します。
実際に見せていただきましたがさぼっている人はおらず、
おおよそ30分ぐらいで調理が終わり食事、
その後すぐに片づけを始めて13時には事務所へ戻り終了の報告。
今回は我々参加者の分まで作っていただいたので、
過去最大人数となったそうですが、しっかりと時間内に終了できました。

これは各自が考えて行動するとともに、手が足りないところでは協力体制ができ、
社内でのコミュニケーションアップにも役立っているようです。
家づくりはいろいろな職種や人が集まってつくり上げていきます。
当然個々がバラバラに動いていてはいい仕事ができません。
この社内バーベキューは、このようなスキルを高めていくのに良いようで、
参加された会員さんもやってみようと挑戦し始めたところもあるようです。

チームワークやコミュニケーションの高め方には、いろいろな方法があるものです。
自社にあったやり方を模索してみてください。


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2016年9月23日金曜日

災害対策は?

今年は熊本の地震で月例会を中止にしたほか、
台風も多く研究会などの開催が危ぶまれるケースがあります。
このような災害に対して、会社としてどのような対策を取られているでしょうか?

いつどこで起こるかわからない災害ですが、
いざ発生するとお客様対応などが必ず発生します。
しかし社員さんも被災することも考えられますので、
その指揮系統や行動規準などを考えておく必要があります。
また、地震対応などは長期化することもあり、
その対応で疲弊してしまうため、心のケアも必要になります。

10月の月例会ではこのような災害に対してどんなことをおこなってきたのか、
地震、液状化、そして水害に遭った会員さんに来ていただき
その体験談とそこから導き出された準備しておくことなど
生の声を聴かせていただきます。

特に首都圏や東海・東南海などの大地震は必ず発生します。
今のうちに準備をしておくことが必要ですので、
経験された方々の話を参考に対策して頂きたいと思います。


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2016年9月5日月曜日

原価管理の仕組みを見直す

住宅産業塾ではコストダウン診断というメニューがあり、
多くの会員さんが取り組んで、コストダウンができております。
最近はコストについて皆さんシビアになっているようで、
数年前には数百万単位でコストダウン出来ていたのが、
最近は額としてはそれほど多くなくなってきました。

しかしコストダウンに本格的に取り組めば、今でも100万/棟ぐらいはでき、
その方法をしっかりと取得したところは、第2次、3次と進めていく事で、
大きなコストダウンを実現しております。

最近の診断の中では、コストダウンもありますが原価管理が我流というところが多く、
その部分に手を付けることで、ミス・ロス・無駄も省けるといったケースが出ております。
また、特に多いのが毎回見積もりをもらって、そこから幾分かカットして発注
といったパターンや、原価管理というよりも業者への支払い管理が主になっていたり、
それぞれ自社のやり方が何となく決まってしまっているようです。

原価管理とは、1棟でどれだけ利益が出ているのか、
ミス・ロス・ムダがなかったのか、そして毎回同じ失敗が出ていないか、
といったことを把握するためにとても重要な管理です。

ここをしっかりおこなわないと、いくらコストダウンしても効果が薄くなります。
逆にここを改善することで、大きな利益が残せるようになった会社もあります。
今度、原価管理の勉強会を行う予定です。
まずは基本をしっかりと習得しましょう!


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2016年8月30日火曜日

”魅せる”ということ

「現場きれい」という言葉とともに、最近は「魅せる現場」という言葉も使っております。
「魅せる」とは、文字通り「魅力的に」ということで、
現場であれば「魅力的な現場にしましょう」という意味になります。

この魅せる現場づくりを積極的におこなっている現場の写真を見せると、
ここまでやらなくても、お金がかかってしまうといった声をよく聞きます。
お金をかけずに現場を何とかしたといったこともよく聞きます。
それでいいのでしょうか?

現場で差別化するのであれば、圧倒的にきれいや魅せる演出が必要です。
完成したモデルハウスなら、きれいに掃除したり、
良く見せるための演出もたくさん行うと思います。
現場を展示場にしましょう、ということであれば同じように考えられませんか?

建物自体はお客様からお金を頂いているものです。
モデルハウスであれば自社が経費を持っているでしょうが、
お金を頂いているものをうまく活用しないと損だと思わないでしょうか?
そしてその現場が評判を生んで、会社のブランド価値が向上すれば、
何も言うことは無いのではないでしょうか?

多分考え方次第だと思います。
でも、ここまでおこなうことにブレーキを掛けているところがたくさんいるようです。
現場をどのように活用するのか?
社内や業者さんも含めて考えてみてください。
普通におこなっている程度であれば、どこでも同じことです。
現場について、お客様から選ばれることは無いでしょう。
ここに気付いておこなっているところは、
評判も上がり、紹介も増えてきているという現実があります。

詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください。


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2016年8月29日月曜日

現場きれいはどういうことか?

何故現場きれいをおこなうのか? 社員さんや職人さんも一緒に考えているでしょうか?
世の中の流れとして、現場きれいをおこなっているところは増えています。
そのように宣言することで「他社と差別化する」と考えておられるところや、
お客様の為にということでおこなっているところもあると思います。

しかし、ただ「きれいにしましょう」ではなかなか続きません。
何故きれいにするのかを何度も納得するまで、
しつこく問いかけることが必要になってきます。

これからは超少子高齢化が進んできますので、
新築住宅を建てようという方が減ってきます。
その中で住宅会社として勝ち残っていくには、
如何にして会社のことを知っていただくか、良い会社だと知っていただくか、
ということがとても大切になってきます。

そのためにはクレームは絶対にあってはいけません。
完成した家がお客様の期待以上であることも重要です。
そしてお客様が紹介してもいいと思えるような対応も必要になります。
そのためには「現場きれい」から始めたらいかがですか? ということです。

工事中の現場がきれい、対応が良い、そしてお客様への対応がしっかりしていると
クレームが減り、喜んでいただけるようになります。
そしてお客様の感謝の言葉を職人にも伝えることで、
モチベーションのUPにつながってきます。
すると次もよい家をつくろう、という気持ちになりそれが続くことで
その会社の評判にもつながってくるのです。

そして評判が良くなり、紹介が増えたり受注にも影響が出れば
それが会社のブランドへとつながってきます。
要するに全て自分に還ってくると言えることもできるのです。

現場は目に見えるところですのでお客様も評価しやすい部分です。
これらのことを「会社の仕組み」としてできるようになると、
とても強い会社になることでしょう。

ただきれいにするだけではうまくいきません。
そのやり方、進め方を覚えておこなうととてもうまくいきます。
そのお手伝いを塾がおこなっておりますので、
興味のある方はお問い合わせください。


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2016年8月28日日曜日

魅せる現場コンテスト始まります!

現在、魅せる現場コンテスト2016のエントリーを募集しております。
毎年チェックリストも変わってきており、
今年は現場リストを頂いたところから、このチェックリストをお渡しします。

今年は採点方法も若干変えます。
きちんと出来ていないところほどマイナスが大きくなりますので、
まずはチェックリストに基づき取り組んでみてください。

この機会をうまく利用して、職人さん、業者さんを巻き込んで、
現場づくりに取り組んではいかがでしょうか?

なお、エントリーはHPからもできます。


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2016年8月27日土曜日

地域密着工務店の視察会


先日、香川県の会員さんの視察会をおこないました。
メインテーマは地域密着、地域貢献。
まずは新しいモデルハウスにて商品戦略をお話し頂きました。
商品を明確にすることで、コンセプトやターゲットが明確になり、
来ていただきたい顧客層に訴求できるようになったようです。

そして視察会のメインでもある地域密着活動として、
その拠点としている「どろんこ亭」の視察と取り組み発表もしていただきました。
工務店の原点は、地域で必要とされる存在になることです。
地元に恩返しをしたいという想いから、地域に役立つことをおこなっております。

そして更に東日本大震災や熊本の震災時には、
うどんの炊き出しで真っ先に現地入りしたり、
地元の中高生を連れて行って震災の体験を知り、
自分たちの防災を考えるきっかけをつくったりと、
今では社会貢献にもなっているこの取り組みは、
工務店の仕事を超えてとても尊敬に値します。

全く同じことはできなくても、自分たちができることを考え
それを地元で役立たせていただければよい街ができるのではないでしょうか。

















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