2016年1月16日土曜日

これからは考え方次第で大きなチャンス?

昨年末から今年にかけて、今後の経済がどうなっていくか、
という講演を聞きに行く機会がありました。
どれを聞いても「今後明るい」という話ではなく、
どちらかというと世界の地政学的リスクなどもあり、
世界経済全体に明るい話があまりなかったという印象です。

しかし、世界や日本の経済全体というマクロの話がどうであれ、
個々の経営ということでは考え方次第で大きく変わるそうです。

いくつかのポイントがありましたので少し紹介すると、
どのような業界でもデータを活用して発想を豊かにすることが重要だそうです。
インターネットなどの普及やGPS、双方向の情報共有などにより
個々の情報がデータとなり、その様々なデータを
データベースとしてそれを活用すると、新しいビジネスも展開されていきます。
例えばウ―バーというタクシー配車サービスや、
民泊などのサービスもこれらのデータ活用による新たなビジネスです。

その一方で、伝統産業にもチャンスがあるそうです。
伝統産業は事業承継できずに廃業などもあり、衰退産業と見られがちですが、
逆に言うと経営者が不在になってくるので大きなビジネスチャンスになります。
ある豆腐屋では、ただ豆腐をつくるだけではなく、
そこに付加価値を付けて、豆腐をあまり消費しない若い女性向けの
ちょっとしたアイデアなどにより大きく売り上げを伸ばしている、
という事例もあるそうです。

そこには、限界を超えていくこと、スピードや革新の連続など
多くの努力も必要ですが、どんなことでも考え方次第で
ビジネスとして発展することができるということです。

住宅業界もこれまでのやり方や考え方では通用しなくなる時代へ
突入しているのかもしれません。
発想を柔軟に、いろいろなことを考えていきましょう。


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