2015年1月28日水曜日

新春特別講演にて

今年の新春セミナー特別講演は、
元ディズニーリゾートの運営責任者をされていた方に
現場でのおもてなしやマネジメントなどについてお話ししていただきました。
その中のお話として、スタッフが行動するにあたり、
その行動規準の一番にあるのは「安全」だそうです。

例えば、いろいろな思いがけない事態が発生した場合、
スタッフ自らがどう行動するかを考えなければなりませんが、
その時の優先順位として一番にくるのが、安全ということです。
その次にくるのが「礼儀正しさ」、そしてショーや効率的な運営というようになります。
このように行動規準が明確であれば、一人一人が考え行動できるようになります。

家づくりの現場において、社員の行動規準はどのようになっているでしょうか?
実はこれも「安全」だと考えております。安全はCSよりも優先されるものです。
では安全とはどのようなことを言うのか?
これも本来は決めておかなければなりません。

安全のためには現場をきれいにすることも必要です。
きれいにするにはどんなレベルまでおこなうのでしょうか?
ディズニーではこのような規準を細かく全てにおいて決めており、
個々が考え行動出来るように教育されているそうです。
一見楽しそうな現場に見えますが、
裏方にはとてもしっかりした仕組みができているということです。

実は家づくりにおいても、まったく同じことが言えると思います。
安全を保ちつつ品質はどのように決めていくのか、
きれいの基準はどのようなことなのか、
それぞれがどのように行動すべきなのか、
これらを仕組みとして考え構築していくことが、
これからもっと必要になると思われます。

今年はこのような仕組み作りにもチャレンジしてはいかがでしょうか?

住宅産業塾HP:http://www.jyutakujuku.com/
住宅産業塾Fecebookページ:http://www.facebook.com/jyutakujuku

0 件のコメント:

コメントを投稿